北海道12日間ドライヴ旅行その1
千歳⇒小樽⇒登別⇒富良野⇒阿寒湖温泉⇒養老牛温泉⇒斜里町ウトロ⇒網走湖温泉⇒羽幌町⇒稚内⇒大雪山朝日岳温泉二泊⇒千歳
7月20日(日)・・・曇り時々雨・・・千歳空港を出たとたん、北海道はやはり涼しい、と思いました。レンタカー屋は空港内は受付だけ、バスに乗ってレンタカー屋が並んでいる場所まで行きました。こんなにたくさんレンタカーが待機している、ということはやはり北海道ならではですね。予約してあった8人乗りの車で、さあ出発。車に弱い孫娘は助手席が定位置。けっこうカーナビを慣れた手つきでパパのお手伝いが出来ます。その後ろがママ。ママの席からは一番よくパパの運転が見えます。「スピードの出しすぎよ」とか言っていました。私の席は運転席の後ろ、私の後ろに陣取った夫の出入りは私がドアマンをしなければなりません。一番後ろに陣取った夫は、けっこうこの席が気に入っているみたいで、地図上に印をつけながら数字を書き込んだりしていました。夫が時々運転を替わりましたが、息子がだいたい全て運転をしました。
札幌を経由して小樽まで、小樽は運河の街です。今日のホテルは夕食がついていなかったので、街へでかけ、お寿司を食べました。値段もよかったけれど美味しいお寿司でした。
小樽市博物館の前で、潮太鼓というグループが太鼓の練習をしていましたので、「太鼓は指揮者はいないんですか?どうやって始めてどうやって終わるんですか?」なんてとんまな質問をすると、前列の真ん中にいる人が、トントンと合図をして始まり、終わるのは繰り返しがいくつと決まっているので、ちゃんと揃って終われるのだそうです。
ちなみに小樽市は、ニュージーランドのダニーデン市と、またロシアのナホトカ市と姉妹都市なんだそうです。・・・・・・「ホテルノルド小樽」
7月21日(月)・・・晴れたり曇ったり・・・りんごで有名な余市のとなり、仁木町はさくらんぼの産地なんですね。道端で売っているさくらんぼが食べたくなりました。綺麗な赤い色をしたさくらんぼと少し色づきの悪いさくらんぼとでは倍も値段が違います。「この方がお得ですよ。甘いですよ」というおばさんの言葉を信じて安いほうを買ってみましたら、ホントニ甘くて美味しかったです。
ニセコ神仙沼の湿原を2キロの散歩。神仙沼は美しい水草が茂り、木道が整備され、程よい散歩コースになっています。
羊蹄山が見えるはずの(ザンネンながらすそしか見えなかった)道の駅、ニセコビュープラザで駐車、そばの広州屋台という名の中華屋さんのガラス戸に貼ってある写真があまりにも美味しそうだったのと、地元の人が並んで待っていましたので、きっと美味しいに違いないと少し並んで食べたけれど、ほんとに美味しかったです。
洞爺湖ではサミットが終わってしばらく経ったウインザーホテルでお茶をしようと寄ってみました。同じような考えの人でけっこうにぎわっていました。アプソリュモンデリシューという舌を噛みそうな名前の小さなケーキを食べました。紅茶の味で、そのホテルのランクが分かる、という自分流の格付けがあるので、紅茶を頼みました。美味しかったです。サミットキャビンという名がついたロープウエイは霧が深くて断念。そうだ!なにかウインザーホテルの名前のついたものを買えばよかったかな?
登別温泉へ。このホテルの男風呂からは地獄谷がよく見えたそうです。・・・・・・「登別第一滝本館」
7月22日(火)・・・雨・・・雨の中を山の上の円形の湖、クッタラ湖へ。山の上から見下ろすと、下の湖のほとりを車が走っているのが見えましたので、そこへも寄ろうと、途中からわき道へ。大湯沼は湯気がもうもう上がっていました。
日高道を千歳へ。それにしても北海道はセブンイレブンが多いです。長男が住む沖縄には一軒もありません。やはりコンビニにも地域性があるのでしょうか?
「千歳サケのふるさと館」へ寄りました。ここの目玉は、千歳川の水の中が覗ける窓が、地下にあります。今はそんなに沢山の魚を見ることが出来ませんでしたが、サケが産卵のため上ってくる時期は、壮観でしょうね。秋にまた来てみたくなりました。北海道はまだ夏休みではありませんので、閑散としていました。
かの富良野へ。ラベンダーはまだ咲いているでしょうか?途中お城のような「白い恋人パーク」がありました。建物の外で働いている人形が面白かったので、寄ってみました。パーキング代が1000円で、ショップで買い物をしてはんこをもらうと只になります。これじゃあ買い物をしない人はいませんね。商売がうまいなあ、と感心することしきり。お菓子作りを体験することも出来ます。
ハイランド富良野という公的な施設がありまして、広々とした敷地にラベンダーが植えてあり、ラベンダーの海と名前がついていました。高齢者や障害者にやさしい温泉、と銘打った温泉があり泊まることも出来ます。しかしここは、観光客が行くお花畑の本命ではありません。絵葉書になっているお花畑は、「ファームとみた」という名のお花畑で、ここはやはりきれいでした。
今夜はプリンスホテル。和風のホテルが多い中で、洋食が食べられるところなので、期待してしまいました。ふらのワインでコースの洋食をいただいてから隣接した「ニングルテラス」へいってみました。森の中に小さな山小屋風のショップが点在していまして、道には豆ランプが道しるべになっていて幻想的です。木や紙を使ったオリジナルなグッヅが売られていました。一軒一軒見て歩くだけで幸せな気分になれます。ニングルとは、倉本聰さんの小説に出てくる身長15センチぐらいの「森の知恵者」のことなんだそうです。・・・・・・「新富良野プリンスホテル」
7月23日(水)・・・雨・・・毎日あまり天気がよくありません。だからとても涼しいです。今日は池田町のワイン城へ。長男は学生時代に電車できたことがあるそうです。高校時代は地学部でしたから、望遠鏡でよく友達と夜空を眺めていました。日食が北海道で見られるというので貧乏旅行をしたようです。台風が来て電車が動かなくなり、駅に泊まったりしたようで、このたびはちゃんとしたホテルに毎日泊まって、ホントニ豪勢な旅行になりました。
池田町が経営しているワイン城は、ガイドツアーがあり、池田町の職員が説明してくれました。富良野のワインは雪が深いので、冬は雪が寒さを防いでくれるけれど、ここは雪がさほど降らないので、葡萄の木は短く斜めに植えてあり、冬は土をかけて、氷点下の外気と乾燥から守るのだそうで、なかなか手間がかかっている葡萄の木なのだそうです。ワインの樽がずらっと並んだ地下室は壮観でした。樽はすべてフランスに特注するのだそうです。長い旅行の時にはなにかとご厄介になるお隣さんと自分達のためのワインと、娘の所の孫へと葡萄ジュースを宅急便で送りました。
ちょうどお昼になってどこかでお昼を頂かなくてはなりません。「ここの一番上の階にレストランがあるみたい」他に探すのも大変だからとあまり期待しないでレストランへ。ところがびっくり、30品目にも及ぶおかずが付いたランチが680円で、とてもにぎわっていました。得した気分で美味しくいただきました。
「あしょろ銀河ホール21」という名がついた足寄町の道の駅には松山千春さんの歌碑が立っていまして、ボタンを押すと彼の歌が流れる仕組みになっています。道の駅はどの街も力を入れているらしく、それぞれ特徴のある建物で、なかなかどこも素敵です。
次は足寄動物化石博物館へ行きました。入り口には大きな蝦蟇のような河馬のような石像がありまして、聞きましたらアショロアという哺乳類の化石を模したものだという話でした。足寄動物化石群産出層が近くの湾で発見されたり、ひげ鯨の化石なども見つかっています。アカボウクジラの世界最古の化石(2500万年前)も見つかっています。理科が一番得意な孫娘は、四角い人工の石の中に埋め込まれた化石を掘り出す体験をしました。一時間ぐらいコツコツと釘、竹串、絵筆などで、本物のアンモナイトの化石を掘り出して、レプリカを作りました。いっしょにやっていた兄妹は駐車場で見た車のナンバーが神戸なのでびっくりしました。この旅ではずいぶん遠いところの車のナンバーをいくつも見つけました。
今夜は、長男がこの前北海道に来た時に泊まってよかったからと、再び予約した宿でした。ウエルカム芋というのがあって、ジャガイモが湯気のたったいれものに入っていて、バターが添えられていましたが、これがけっこう美味しくて、孫娘と食べました。よく行き届いたサービスで、食事もよかったけれど、私には少しサービス過剰に思えました。人はそれぞれ感じ方が違うのですから、なかなか難しいですね。空中露天風呂は、
雄阿寒岳が眺められ、湖面から虹がかかったのはいい眺めでした。しかし一階にあった女性用のトイレなどは豪華そのもの、いきすぎだな、と私には思えました。
夜は観光客がたいまつを持って行進し、アイヌの部落でコンサートがあったようです。行進こそしませんでしたが、孫娘とたいまつを持って写真に納まりました。・・・・・・「阿寒遊久の里鶴雅」
7月24日(木)・・・曇り・・・相変わらず天気はよくありません。あちこちにある「道の駅」でトイレ休憩をするのですが、次は「丹頂の里」と名が
付いた道の駅でした。釧路湿原の中の道を走り、釧路の和楽市場へ来ました。お昼に勝手丼を食べるためです。これは市場のご飯やさんでご飯を買い(入れ物が3通りあって量を選べます)、魚屋で少しづつ入ったお刺身を好きなだけ買って載せてもらうのです。
次に寄った「道の駅」は、CONCHIGLIE コンキリエという名
が付いていましたので、またまた好奇心をくすぐられ、「コンキリエってどういう意味ですか?ブログに載せたいので」と聞いてしまいました。どんなところにご縁があるか分かりませんね。その方は、「貝の形をしているもの、というイタリア語ですよ。この建物も貝の形をしているでしょう」と教えてくださって「厚岸は海水が冷たいので海水浴はできないんですよ。だから牡蠣が一年中採れるんですよ」と教えてくれました。「何人でいらっしゃったのですか?ここのホームページに載せたいので写真を撮らせてください」とおっしゃいました。それがコンキリエのホームページに載りまして、長男が持ってきたノートパソコンで見ることが出来ました。この後2回ばかり厚岸の大アサリがメニューに入り、あぁあそこで採れたものなんだ、と納得できました。ちょっとした質問がきっかけになり、厚岸が忘れられない町になりました。
霧多布湿原センターの二階からは広々とした湿原の中を蛇行して川が流れているのが見えました。更に湿原の中の道を行くと、四角い羊羹のような島が見え、切り立ったがけが続いているのだな、と思いました。よくテレビで見る昆布を砂利の上に家族で広げている光景も道の傍にあ
り、あーここは北海道だなと改めて思いました。霧多布岬へ行って見ました。突端はやはり断崖になっていまして、その先にあるやはり四角い岩には海鳥がたくさんいましたが、霧が多いという名の通り霧がまいていまして、おぼろにしか見えませんでした。沖は見えませんでしたが、霧笛を鳴らしながら船が通っておりました。「ロマンティックね」と私が言いました。
面白い砂嘴がある野付半島へ。途中オホーツク海に面して「北方領土を返せ」と大きく書いてある「別海北方展望塔」がありました。野付半島は、全長30キロほどある細長い半島で、両脇が海という道路が延々と続きます。海水に浸食され立ち枯れたミズナラの木が乱立している「ナラワラ」や、トドマツの森が海水におかされ、風化した白い木肌の横たわった奇観「トド
ワラ」などが見られます。この道は大きく湾曲してその中に野付湾があります。野付湾・野付半島・風蓮湖などが、ラムサール条約に登録されました。(水鳥の生息地として国際的に重要な湿地である。ということです)野付半島の先端から国後島までは16キロしかありません。
牧場ばかりの眺めの中を、ひたす
らまっすぐな道が続きます。そして養老牛温泉に着きました。コンキリエの方が「あそこはいいですよ。料理は美味しいし、しまふくろうがきますよ」と言っていたとおり、食事が美味しいし、夜になるとロビーのガラス越しにしまふくろうがいけすの魚を取りにやってきたのを見ることが出来ました。キタキツネも二匹、すぐ前を通り過ぎました。・・・・・・「養老牛温泉湯宿だいいち」
7月25日(金)・・・晴れ・・・はじめて朝から晴れました。普通の観光客が行く摩周湖は行っているので、裏摩周という見晴らし台へ行こうということになりました。上るにつれて霧がまいてきて、結局何も見えませんでした。降りてきたら晴でした。
次にほぼ360度の展望が開ける、という中標津町の「開陽台」
へ。地球が丸く見えるというふれこみでした。晴れていたのでよく見えました。
何回かガソリンスタンドへ寄りましたが、162円から190円近いものまで、値段はさまざま。孫娘がガソリンスタンドを通るたび、「今度は何円よ」と叫んでいました。
次に知床羅臼へ。北海道指定天
然記念物「マッカウスの洞窟」のひかりごけ」を見ようと来て見ましたら、落石のため閉鎖になっていてザンネン。北海道という名称は、この洞窟に泊まった松浦武四郎という人物が「北海道人」という雅号で記した知床日誌からきているのだそうです。
孫娘の希望で、コンビニのおにぎりがいい、というので、羅臼で買い物をして知床半島を横断、知床峠は、霧が深く風が強く、とても寒かった。
知床半島の羅臼の反対側は、斜里町ウトロ。町から5キロのところにオシンコシンの滝がありました。道路からすぐに見える美しい滝でした。町に戻って遊覧船に乗りました。寒いからと厚手のジャンパーとその上にレインコートと借り賃が一人200円。知床半島のがけが見える席の反対側に座ってしまったので、あまりよく見えませんでした。それに船が揺れて船の中を歩
けませんでしたから。孫娘が船酔いをしないでよかったと思いました。
切り立った断崖を落ちる滝がいくつか見られましたし、運がいいことに、ヒグマが2匹、大鷲のつがいが岩の上に止まっているのも見えました。
今夜の宿では知床半島の動物について写真をみせながらの説明会がありました。ヒグマと大鷲が見られたのは、小さい遊覧船だったから、だそうです。・・・・・・「知床グランドホテル北こぶし」
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